とあるメルマガで京都の社長さんのありがたい言葉が載っていました。
かなり感銘をうけたので、読みなおしながら考察してみました。
『過ちて改むるに憚ることなかれ』
失敗は資本の欠乏よりは、エネルギーの欠乏から起こるのだそうです。
これが「成功に必要なのは、資本や能力ではなく、やり遂げる決心」と言われる理由なのだそうです。
今の大人は自分も含め、やるからには成功しなければならない。失敗するのであればやらない方が良い。
という考えを多かれ少なかれ持っていると思いますが、これからの時代を生きる子供にはもうちょっと違う考えを持ってもらいたいですね。
そもそも、この世に難関はなく、難関だと思う人がいるだけ
という崇高な考え方があるそうです。そこに山があるから登る♪って奴ですかね?
ここまでくると、単に問題解決をするのが趣味な人って感じになっちゃいそうですが、目の前にある難解な問題に対し、それって本当に難解なの?もっとシンプルに考えれば実は単純なんじゃないの?自分で難解にしちゃってるんじゃないの?
という風に考える姿勢は重要だと思います。
また、問題が起きて立ち止まったとしても「行き詰まりは展開の一歩である」と考えるとよいそうです。
何をやるのかを決めようとせず、何をやらないかを考えるようにするのだそうです。
とにかく忙しいと言っている人は、本当にやるべきことをやって忙しいの?って疑問になることがあります。
何でも引き受けたり、完璧主義のせいで、本来はやらなくても良いようなことに時間を注ぎ込み、結果的に必要なことが疎かになってしまうタイプの人です。
本能の赴くままに手当たり次第に手を動かしても、結果同じ所をグルグル回っているだけで、仕舞いには燃え尽きる。なんてことになりかねないと思います。
なので、やらない事を決める というのは処方箋としてはかなり効果的と思えます。
見方によると上記と反対ともとれる考え方として、
『君子は機を見てたち、日を終うるを俟たず。』
というのがあります。
言いかえると、「子育てを覚えてから嫁に行く女性なんていないだろ!」ってことだそうです。
(これ、解りやすい♪)
考えてばかりで前に進まなければ、何にもできないだろ!ってことだと思います。
ガムシャラに頑張ってばかりだとダメだし、かと言ってしっかり準備をするのもダメ!
じゃあ、どうすればいいんだよ!ってなり、結果的に言われた通りしますよ、それで文句ないでしょ!
っていう状態に陥った人をここ数年間でかなりの数見てきました。
(みんな消えていっちゃったけど...)
私は、これらを纏めると「自分の時間を何に使うか?」に集約されるのではと思っています。
(つまり、「何をして生きるか」といい替えらえると思っています。)
時間活用術の本とかで出てくる4象限の奴ですね。
(縦軸を重要性、横軸を緊急度で取り、4象限を「投資」「消費」「空費」「浪費」と分ける考え方)
空費の時間はできる限り少なくし、それ以外の物はかかる時間をパラメータに加えて優先順位をつけて計画的にこなしましょう。
投資の事項は塩漬けにせず、ちゃんと手をつけないといつまでも結果が出ないからねっ!
簡単にはこんな考え方だと理解しています。
が、これを実践するには、優先順位を決める一瞬の判断力、自分の時間の使い方を他人に決めさせない期待管理術、大きなものを細かく段取る計画能力、自分に降りかかっている問題を一瞬の間忘れられる鈍感力、低い方に流されない為の克己心、と独力では会得が難しい様々なスキルが必要になってくると思います。
以前から、「生きる力」というテーマで色々考えていますが、これがまさにこれからを生きる力の基礎になるのではと思います。
と、ここまでは自分の中で整理できたのですが、課題はこれらの力はどうやって身につけることができるのか?という点です。
先天性のもので、後から身につけることはできない?
食べるものに困らない現代の日本人は、ハングリー精神がないから無理?
大体にして周りの大人ができないから始まらない?
などなど、できない理由は幾らでも耳に入るんですが、こういうことをすればいいんじゃないの?っていうのは聞こえてきません。
スポーツ選手の明言は結構心には響くのですが、道中が具体的でなく参考にするのは距離がある感じです。
ともあれ、学校でこういうことを真面目に考え取り組むような教育をしてくれると、少しは嬉しいなぁと思う今日この頃です。
この記事の最後は本田宗一郎氏の言葉で締めくくられています。
『努力はその時の情勢に必要な効力を生んで初めて努力として認められる。努力したが結果は駄目だったでは、努力したことにならない。
仕事の中に能力を活用しなかったり、方法を選ばなかったら、それは徒労という一種の道楽に終わる』
うーん、生きるって厳しいなぁ...
(292907)
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※「ポケカプレイヤー全国図鑑」にご協力ください。
http://75302.diarynote.jp/200909031234567920
上記URLの日記にて、全国のポケカプレイヤー数を集めています。
現在のコンプ率 : 26/47 (55%)
東北、北陸、九州の情報が不足しておりますので、その地域の方は是非、ご協力宜しくお願いします。
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かなり感銘をうけたので、読みなおしながら考察してみました。
『過ちて改むるに憚ることなかれ』
失敗は資本の欠乏よりは、エネルギーの欠乏から起こるのだそうです。
これが「成功に必要なのは、資本や能力ではなく、やり遂げる決心」と言われる理由なのだそうです。
今の大人は自分も含め、やるからには成功しなければならない。失敗するのであればやらない方が良い。
という考えを多かれ少なかれ持っていると思いますが、これからの時代を生きる子供にはもうちょっと違う考えを持ってもらいたいですね。
そもそも、この世に難関はなく、難関だと思う人がいるだけ
という崇高な考え方があるそうです。そこに山があるから登る♪って奴ですかね?
ここまでくると、単に問題解決をするのが趣味な人って感じになっちゃいそうですが、目の前にある難解な問題に対し、それって本当に難解なの?もっとシンプルに考えれば実は単純なんじゃないの?自分で難解にしちゃってるんじゃないの?
という風に考える姿勢は重要だと思います。
また、問題が起きて立ち止まったとしても「行き詰まりは展開の一歩である」と考えるとよいそうです。
何をやるのかを決めようとせず、何をやらないかを考えるようにするのだそうです。
とにかく忙しいと言っている人は、本当にやるべきことをやって忙しいの?って疑問になることがあります。
何でも引き受けたり、完璧主義のせいで、本来はやらなくても良いようなことに時間を注ぎ込み、結果的に必要なことが疎かになってしまうタイプの人です。
本能の赴くままに手当たり次第に手を動かしても、結果同じ所をグルグル回っているだけで、仕舞いには燃え尽きる。なんてことになりかねないと思います。
なので、やらない事を決める というのは処方箋としてはかなり効果的と思えます。
見方によると上記と反対ともとれる考え方として、
『君子は機を見てたち、日を終うるを俟たず。』
というのがあります。
言いかえると、「子育てを覚えてから嫁に行く女性なんていないだろ!」ってことだそうです。
(これ、解りやすい♪)
考えてばかりで前に進まなければ、何にもできないだろ!ってことだと思います。
ガムシャラに頑張ってばかりだとダメだし、かと言ってしっかり準備をするのもダメ!
じゃあ、どうすればいいんだよ!ってなり、結果的に言われた通りしますよ、それで文句ないでしょ!
っていう状態に陥った人をここ数年間でかなりの数見てきました。
(みんな消えていっちゃったけど...)
私は、これらを纏めると「自分の時間を何に使うか?」に集約されるのではと思っています。
(つまり、「何をして生きるか」といい替えらえると思っています。)
時間活用術の本とかで出てくる4象限の奴ですね。
(縦軸を重要性、横軸を緊急度で取り、4象限を「投資」「消費」「空費」「浪費」と分ける考え方)
空費の時間はできる限り少なくし、それ以外の物はかかる時間をパラメータに加えて優先順位をつけて計画的にこなしましょう。
投資の事項は塩漬けにせず、ちゃんと手をつけないといつまでも結果が出ないからねっ!
簡単にはこんな考え方だと理解しています。
が、これを実践するには、優先順位を決める一瞬の判断力、自分の時間の使い方を他人に決めさせない期待管理術、大きなものを細かく段取る計画能力、自分に降りかかっている問題を一瞬の間忘れられる鈍感力、低い方に流されない為の克己心、と独力では会得が難しい様々なスキルが必要になってくると思います。
以前から、「生きる力」というテーマで色々考えていますが、これがまさにこれからを生きる力の基礎になるのではと思います。
と、ここまでは自分の中で整理できたのですが、課題はこれらの力はどうやって身につけることができるのか?という点です。
先天性のもので、後から身につけることはできない?
食べるものに困らない現代の日本人は、ハングリー精神がないから無理?
大体にして周りの大人ができないから始まらない?
などなど、できない理由は幾らでも耳に入るんですが、こういうことをすればいいんじゃないの?っていうのは聞こえてきません。
スポーツ選手の明言は結構心には響くのですが、道中が具体的でなく参考にするのは距離がある感じです。
ともあれ、学校でこういうことを真面目に考え取り組むような教育をしてくれると、少しは嬉しいなぁと思う今日この頃です。
この記事の最後は本田宗一郎氏の言葉で締めくくられています。
『努力はその時の情勢に必要な効力を生んで初めて努力として認められる。努力したが結果は駄目だったでは、努力したことにならない。
仕事の中に能力を活用しなかったり、方法を選ばなかったら、それは徒労という一種の道楽に終わる』
うーん、生きるって厳しいなぁ...
(292907)
=============================================
※「ポケカプレイヤー全国図鑑」にご協力ください。
http://75302.diarynote.jp/200909031234567920
上記URLの日記にて、全国のポケカプレイヤー数を集めています。
現在のコンプ率 : 26/47 (55%)
東北、北陸、九州の情報が不足しておりますので、その地域の方は是非、ご協力宜しくお願いします。
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コメント
私の子は、クラスに仲の良い友達が二人います。その一人ずつと遊ぶときは、仲良く遊べます。しかし、三人揃うと、うまくいかないそうです。
それを知った先生が、こう言いました。
「うまくいかないなら、三人で遊ぶのは、止めなさい」
それを聞き、言葉を失いました。
これからの人生で、幾つもの難関に立ち向かう子供たち。それなのに、簡単に諦めることを教えるなんて・・・。
私なら、こう言います。
「あきらめず、うまくいった時のことを教えて」
自分が、短気で、失敗したことが多いことから、学びました。
今、教育には、期待と不安の両方が、有ります。
いや、なんともコメントしがたいですね。
自分の子供を教育するだけでも大変な訳で、他人の子供を教育するというのはとっても難しいことなんだろうなぁ、と思います。
先生…とゆうより学校はあてに出来ず、信頼などありません。
自分の子供は自分で守るしかないと思い知らされました。
先や夢が見れない世の中になってしまい、息子や4ヵ月の孫の将来が心配でなりません。
何故こんな世の中になってしまったんでしょうネ。
更に...なんともコメントしがたいです...
学校という世界は昔から閉鎖的で問題がありましたが、その弊害がさらに大きくなっているんでしょうか...
難しいですね。
簡単にに言うと、[出来ない理由より、出来る方法を考えよう!」
その為に、「あきらめない心」と「チームワーク」が必要と思っています。
歌にもなってますネ
「い~しょならば、あきらめるには、早いぜ、GoGoGo♪」
教育という目線とはまた違いますが、問題解決に対する取り組み方という部分で非常に興味深く拝見させて頂きました。
課題に対してプライオリティを設定するのは当然として、そもそもそれが本当に課題であるのか、といった一歩引いた目線は参考になりました。
時間という限られた区画の中で仕事なり人生なりを消化していく以上、こういった考え方を再認識できると、また違った日常を得ることができますよね。
まぁ、理解するのと実行するのはまた別問題ですが…(笑)
お久しぶりです。いまだに読んで頂いているとは、ありがとうございます。
中部で親子ポケカプレーヤーしてます、takabashiと申します。
遅くなりましたが、過日は御子息のWCS優勝おめでとうございます。
我が家はまだまだ新参者の域を出ず、日々苦戦しております。
いろいろとシンクロを感じながら、ブログ拝見させて頂きました。
『過ちて改むるに憚ることなかれ』
確か論語にあったかと思います。前向きでいいですね。
人生はいわゆる達観するまでがなかなか大変なわけでして、
「この世に難関はなく、難関だと思う人がいるだけ」とか言われても
難関だと感じなくなるように、生まれてきて毎日修行しているわけですよね。
ただ視線、視点を変えるのは、誰でもいつでもできることなので
慌てふためく前に、ゆっくり黙想してみるのも大切なことですね。
『君子は機を見てたち、日を終うるを俟たず。』
これを「子育てを覚えてから嫁に行く女性なんていないだろ!」って
言い換えちゃうのはすごいです!確かに分かりやすいです!
>>私は、これらを纏めると「自分の時間を何に使うか?」に
集約されるのではと思っています。
(つまり、「何をして生きるか」といい替えらえると思っています。)
同感です。「歩々是道場」とも、いや、
「畢竟如何」の方が四字熟語で美しいかな。
大谷さんのブログの後半は、仕事を意識して、
仕事を前提として文章が書かれているような気がしますので
以下、あまりに外していたら申し訳ありません。
>>課題はこれらの力はどうやって身につけることができるのか?という点です。
やはり多くの経験ではないかと思います。人生において、
経験から学ぶことは、とても重要だと思います。
吉凶動より生ずる、の言葉もありますが、動かないとなかなか経験できません。
頭で理解し経験したとしても、実践しないと分からないことが多いです。
いろんな経験をすることが大切かと思います。
その一つとして学校もありですが、現在のシステムでは多くは期待できないかも。
やはり、根本は家庭環境であろうと思います。
そして同じ経験をしても、受け取り方で大きく差が生まれたりします。
受け取り方は、親が見せたり話したりしていくことで、
子供に根付いていくものではないかと思います。
最後の本田氏の言葉は本当に厳しいですね。
これも、仕事前提の文章ならさもありなん。その時の情勢に必要な効力とは、
おそらく「人の役に立つ」という意味でしょうか。
言葉の使い方も人それぞれなので難しいところですが
自分は、エネルギー不変の法則がある以上、
努力は効力なくとも意義あり、と思っています。
すべからく、人生って素晴らしい。
いきなりのあまりに長文、大変失礼いたしました。
いつかガルーラ杯に出てみたいです(Kou君のかばん持ちで^^;)
ありがとうございます。
ちょうどtakabashiさんのお名前を別件でご紹介頂いたばかりで、タイミングが良くビックリしています。
>大谷さんのブログの後半は、仕事を前提として
仕事というよりは、小龍にどういう風に育ってもらいたいか?
そうするにはどうすればよいか?というのが主なのですが、仕事っぽいですかね?
>いつかガルーラ杯に出てみたいです(Kou君のかばん持ちで^^;)
機会があれば是非ご参加ください!
(GNKKS CUPの時はりっくんが遠征してました♪)
私も豊橋は遊びに行きましたが、むちゃむちゃ遠いって訳でもないですよね。
そちらにもシンクロがあったようで、同じく驚いております。
本ブログ・後半の部分は、割と厳しい文面が続いていたようで
仕事っぽい印象を感じました。
お子様にどういう風に育ってもらいたいか、そうするにはどうすればよいか、
という点に関しましては、周囲を見渡して感じる私の戯言ではりますが、
そのような高い意識をお持ちの親御さんがいらっしゃるお子さんは
あまり心配する必要が無い、という法則があるのではないかと思っています(^^)
愛知は東西に長いので、豊橋は関東方面からだと浜名湖の次くらいのイメージ
ではないでしょうか(^^)これが尾張になると、ほとんど琵琶湖のイメージで
意外と遠かったりします(^^;;;
今は、スカイプがあれば、遠くにいても共通の時間を過ごせるので便利ですね♪
確かに浜名湖の次くらいでした。白焼きがうまかったです。