2008 World Champions Ship Report - Part2

2008年8月21日ポケモンカード

時差ボケはほとんどないんですが、やはり疲労が溜まっているようです。
さすがに体が重く辛いですね。
ということで、WCSレポートの続きです。

【メタ関連】
私が目にした所だけの情報なので、本当の全体分布は違うかもしれませんが、ある視点から見たメタ分析と思って下さい。

●LCQ
サナレイド、ジュぺ＋α、エンペ、ゴウカ、キッスなどなど、トップメタだけって訳ではなく色々なデッキが居たように思われます。
エンペは事前に予想していた通り、ジュニアのプレイレベルではサナレイドには勝てないようで、上位には余りあがってきませんでした。Xとか入っているエンペも居たし．．．
意外だったのは、ジュぺ＋αのデッキがサナレイドにバンバン負けていたことです。
構築、プレイレベル共に甘いようで、勝ち組はサナレイドがかなり多かったように思えます。

●予選
LCQと比べてサナレイドの比率が上がったように思えました。

●決勝
更にサナレイドの比率UPって感じです。上位陣の殆どが選択したのは結局サナレイドってことですかね。
プレイングがある程度高ければ、どんなデッキにもそれなりに対応でき、またジュニアではエンペでサナレイドの勝ちきれないってことでしょうかね。
優勝デッキはそんなサナレイドをスーパーアンチしたデッキが勝った訳ですが．．．
（シニアマスターと同じく、ハピ単も若干混ざっていたようです。）

●優勝デッキについて
ハッサムドクロッグ/封結ビーチですかね。
パチリスかペラップを積んでいないサナレイドだとかなり苦しいと思われます。
とはいえ、パチを1枚ぐらい刺しているデッキはそれなりにあったと思うので、よく5連勝できたなぁと言うのが正直な感想です。
実際回した訳ではないですがハピジュぺに近いと考えると、勝率的には65ぐらいではないんでしょうかね？
しびれどくのマヒがあるから、もっと高くなるのかなぁ．．．
まあ、実際に動きを見たのは決勝戦で、2戦ともこれまたよく回っていたので圧勝だった訳ですが．．．

●サナレイドについて
海外構築はジラーチex積み、日本構築はベトベトン積みでした。
（いくつかジュぺ積みってのもありましたが、あまり勝っていなかったようです。）
見ている限り、ジュニアのサナレイドは日本構築の方が良かったように思えます。
しっかりしたプレイングをすれば、序盤多少差がついてもしっかり挽回が出来ていました。
場合によっては2ターン目のサイコロックでも逆転できていました。
（さすがに2ターン目にサナレイドの両方が立った時は、追いついてませんでしたが．．．）

ちなみに日本版サナレイドを構築できたのは、前回のガルーラ杯に参加して下さった方のおかげです。
アイデアは出ていたもののテストし切れずに居たのを、見事完成形直前まで押し上げてくれました。
とにかくよく刺さっていたと思います。
もちろん、マスターでは更にギミックを積み込んでより万能な戦いが出来るサナレイド(これも日本版)が居たのですが、ジュニアが使いこなせるサナレイドとしては、世界トップクラスのデッキを持ち込めたのではと思います。

本当に感謝するばかりです。ありがとうございました。

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