『幸福は求めようとして求められるものではない。
 常に喜びの気持ちをもって暮らすこと、
 これが幸福を呼びこむ道である。』

『ひまなときでも、時間をムダにしてはならない。
 その効用は、多忙になったとき現れてくる。』

「新釈菜根譚」 より

この2つの文章は 「まさににそれが人生の生き方!」 と思えるものがあります。

また、本書の中で出てくる 「権謀術数」 について調べていて面白い説明を見つけました。

算数が出来るようになれ
字が読めるようになれ
事の善悪がわかるようになれ
民の心がわかるようになれ
冷静さを保てるようになれ
損得勘定ができるようになれ

これらは学問で身に付くものでは無い。
見聞を広め、上下を見極め、無理をせず、謙虚に事を受け入れよ
父母を大事にし、他人の言うことは信じず、自分の頭で考え出せ

全てにおいて臨機応変に事を進めよ

これだけでも十分如何に生きていくかを説いていますが、冒頭の二つはこれらができ、「権謀術数」 に振舞えた上でそれを行使しない人生を説いているようです。

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